「こんぴらさん」の愛称で親しまれる【金刀比羅宮(ことひらぐう)】。
有名な“785段の石段”を登って本宮へ向かうその道のりは、「体力勝負」とも言われる参拝スポットです。
そんな場所に…今回はなんと!
7歳・5歳・0歳の3兄弟を連れて家族で参拝してきました!!
正直、「0歳連れて大丈夫?」「上の子たち歩ける?」「暑さや授乳は?」と不安だらけ。
実際に行くまでは、私も検索魔になって調べまくりました(笑)
でも、なかなかリアルな体験談が見つからず…。
だったら私が記録に残して、同じように悩んでいる方の参考になれば!と思い、今回の記事を書いています。
実際の子どもたちの反応や、持って行って良かったもの、注意点などを等身大でレポートしているので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
この記事でわかること
・0歳連れでも金比羅山を登れるの?
・7歳・5歳の子どもたちは最後まで登れた?
・抱っこひもは必要?ベビーカーは使える?
・真夏の暑さ対策、どうした?
・授乳やオムツ替えができる場所はある?
・実際に登ってみてわかったリアルな感想と注意点!
7歳・5歳・0歳と金比羅山参拝はできるのか?実際の様子をレポート
実際に7歳・5歳・0歳の子どもたちを連れて金比羅山へ参拝に行ってきました。
ネットで調べても「0歳児を連れて登れるの?」という情報が少なく、不安が大きかったのですが、私たち家族の体験をリアルにお伝えします。
子どもたちの反応と実際の登り方
7歳・5歳の息子たちは、なんと大人より元気!
「まだ?まだ?」なんて言うかと思いきや、スイスイと階段を登っていき、途中で見えなくなるくらいの速さ。私は追いつけませんでした(笑)

100段目あたりですが、すでに子どもは先の方へ
私はというと、0歳の三男を抱っこ紐で抱えて、一歩一歩とにかく慎重に…。
転ばないように、ゆっくりゆっくり進みました。
でも、そんな私の心配をよそに、0歳の三男はなんと登りはじめた頃からネンネタイムに突入し、御本宮までずっと熟睡!
抱っこ紐の揺れが気持ちよかったのかもしれません。

100段目
御本宮だけじゃない!さらにその上へ…
御本宮までは785段の石段がありますが、今回、7歳と5歳の息子、そしてパパ・じいじはその先にある**奥社(1368段)**まで登ってきました!
私は御本宮の休憩所で三男と待っていましたが、帰ってきた二人の顔はなんとも言えない達成感に満ちていて、
「1,368段登ってきた〜!!」と嬉しそうに報告してくれました!

撮影者パパ 奥社からの景色
暑さと自然のバランス
参拝日は真夏で、気温は35℃を超える猛暑日。
それでも金比羅山の参道には木陰が多く、吹き抜ける風がとても心地よかったです。
「炎天下で登れるの?」と心配していましたが、日陰と風のおかげで、思ったよりも快適に登ることができました。
とはいえ、こまめな休憩と水分補給は必須です!
お手洗い情報もチェック!
子連れにとって重要なのがトイレ問題。
金比羅山では以下の場所にお手洗いがありました:
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参道沿いに1か所
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大門を越えた「神馬」近くに1か所
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旭社に1か所
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御本宮からさらに進んだ「白峰神社」に1か所
小さなお子さん連れだと、「見つけたら行っておく!」がいいかもしれません。
わが家の参拝スケジュール
子連れでの参拝は、スケジュール管理も大事なポイントですよね。
わが家の実際の流れをご紹介します。
時間 | 内容 |
---|---|
9:30 | ホテル出発(金比羅山へ向けて出発) |
10:00頃 | 御本宮に到着、ご参拝 |
~10:40頃 | 御本宮の休憩所で休憩 |
10:40頃 | パパ&7歳・5歳の息子・じいじが奥社へ出発 |
〜11:50頃 | 私と0歳三男は休憩所で授乳&ネンネタイム |
12:00すぎ | 奥社組と合流し、帰路へ出発 |
~13:00 | 途中お土産屋をのぞきながら、駐車場に到着 |
全体で約3時間半ほどの行程でしたが、休憩を挟みながら無理のないペースで参拝できました。

朝9時半は空いてるお店もまだ少ない
朝の時間帯だったため、参拝される方もまだ少なく、静かで落ち着いた雰囲気でした。

桜馬場(さくらのばば)
大門まではずっと階段ですが、ここ↑はゆっくりと歩けるようになっています。
桜の時期は桜並木がキレイそう!

神馬
参道途中で出会える立派な神馬。子どもたちも足を止めて見入っていました。

レストラン「神椿」の近く
神椿近くで見つけたスプリンクラー!猛暑の中のオアシスでした。

御前四段坂(ごぜんしだんざか)
御本宮に近づくにつれて階段もラストスパート!御前四段坂は石段が四段ごとに区切られていて、
子どもたちはテンポよく駆け上がっていましたが、大人はもうひと踏ん張り…!
看板のコメントがなんだか嬉しい!!

御本宮からの絶景ビュー
御本宮前から撮った写真です。天気が良くて、本当に遠くまでよく見えました!
讃岐富士が見えるとテンションが上がりますよ!頑張ってよかった〜!!

下向道の看板
御本宮から旭社までは下向道(一方通行)です。

下向道の階段
かなり急で、手すりもないので、抱っこ紐をしたまま降るのはとても怖かったです。
子連れ金比羅山での持ち物&服装ポイント
真夏の金比羅山参拝は、暑さ対策と身軽さの両立が大切!
わが家のリアルな持ち物と服装の工夫をご紹介します。
リュックに入れた物(大人用)
・水筒
・タオル&ティッシュ
・ミニ財布
・オムツセット&ミルクセット&赤ちゃんの着替え
・スマホ
リュックは両手が空くので階段の上り下りも安心!赤ちゃんグッズがかさばるため、大人3人で分担して持ちました。
手持ちで持っていた物
・うちわ
・地図(旅の思い出にも◎)
・日傘(ホテルで無料貸出あり)
日傘は、抱っこ紐の赤ちゃんに直射日光が当たらないようにするためにも大活躍でした。
その他あると便利なもの(主に日焼け対策・熱中症予防)
・帽子
・サングラス
・アームカバー
・クールネックリング
子どもたちの服装&持ち物
7歳・5歳の息子たちは、
頭にタオル+帽子のスタイルで暑さ対策。
持ち物は最小限で、
・水筒
・タオル
・地図(自分で持って歩くのが楽しかったようです)
とっても身軽でスイスイ登っていました!
-
汗を大量にかくので、大人もTシャツの色が変わるレベル…!
→ 着替えがあると安心です -
持ち物はできるだけコンパクトにまとめて、とにかく身軽に動けることが大事!
抱っこ紐は必須?ベビーカーは使える?【結論:絶対ムリです!】
結論から言うと、金比羅山の参道ではベビーカーは使えません!
階段の段数は785段(御本宮まで)+奥社へは計1,368段…すべてが石段です。
当然、スロープなどは整備されていないため、ベビーカーは一切使えず、抱っこ紐が必須です。
わが家も0歳児は抱っこ紐で参拝しましたが、それでもかなり大変でした。
荷物を最小限にして、両手が空くスタイルで登るのが安全&快適です!
授乳室・おむつ替えスペースはある?赤ちゃん連れでも安心の設備
今回、私がいちばん心配していたのが「授乳室・おむつ替えスペース」の有無でした。
ですが…ご安心ください!
最新型ベビーケアルーム「mamaro」が設置されています!
場所は【緑黛殿(りょくたいでん)】の参集所(ご祈祷の待合室)内。
私が訪れた時は、待合室が開放されていて自由に休憩できるスペースとしても利用できました。
冷房も効いていて、赤ちゃん連れでの熱中症対策にも◎
とても助かりました!

mamaro
mamaroって?
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約1畳ほどの個室
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授乳・おむつ替えが可能
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内鍵付きで安心
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清潔感があり、落ち着いて使えます
利用の際は、参集所の入り口で声をかけて鍵を開けてもらう必要がありますが、スタッフの方が親切に対応してくださいました。
小さなお子さん連れの方にとって、安心して参拝できる大きなポイントになりますね!
まとめ|子連れでも金比羅山参拝はできる!
わが家は、真夏に0歳5ヶ月(約8キロ)の赤ちゃんを連れてご参拝できました。
抱っこ紐での階段の登り降りは正直きつくて、次の日は足腰が痛くなりましたが、こまめに休憩を挟みながら無事ご参拝することができました。
途中、3歳ぐらいの子ども連れの方がいましたが、帰りの階段は抱っこされていました。
抱っこ紐で抱っこできる月齢はまだ行きやすいかもしれません!
所々、急な階段もあるので、子供を抱っこしながらだと正直危ないです!
わが家の場合ですが、7歳・5歳は奥社まで行っても余裕そうでした。
ただし、夏休みなどの真夏に行く場合は熱中症対策が必須!
気温や日差しがかなり厳しいため、春や秋など涼しい季節に行くのが子連れには特におすすめです。
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